2006年04月19日

「街角でひろったあったか〜い話」

 野山も草木が躍動をはじめ、春らんまんの季節を迎えています。野山には色彩りどりの花が咲き乱れ、一年の中でも最も良い季節を迎えています。

  この行楽シーズンになりますと、健康づくりと隠れた史跡を訪ねての、『歩け歩け』が盛んになり、富士山周辺は、ウォーキングコースの宝庫と言っても良いと思います。

 浅間大社を中心とした市街地も城山公園も、潤井川沿いの散策道も、市民の皆さんに喜ばれているウォーキングコースの1つです。
特に、商店街を歩く老若男女がグループをつくって、歩いている姿は本当に微笑ましく、体力づくりとコミュニティづくり、そして、町の賑わいと一石三鳥の効果があるようです。

 先日、市街地を歩いているお年寄りに嬉しい話を聞きました。
それは、商店街に買い物に行ったり、散策をしていて一番困るのは、やはり「トイレ」の問題だと言います。

 ところが、神田通りで困っていると、
「買い物をしなくても、いつでも使って下さいね」
「のどが渇いたらこれを飲んで下さい」
と、お水やお茶を備えてあり、
「いつも店頭の周りを草花などで美しく飾りつけ、道行く人の心を和ませていて、私たち年寄りにとっては何よりありがたい」
と、しみじみと語ってくれました。
しかも、さりげないサラッとした態度にすっかり感心して嬉しくなったと言います。

 そして、「こんな店がもっともっと増えたら、私たちも苦にならないで街に出かける」と言うのです。

 考えてみると、トイレは「厄介物」ではなくて、人が生きて行く上で必ずお世話になる大切な場所であり。道の駅やコンビニでは、むしろトイレを貸すことを大いに活用しているのです。

 「損を見て得を見ろ」、人の為に尽くしてこそ町の賑わいも店の繁栄もあるのではないか、何か昔の人の「商人道の教え」をそのまま実践しているような素晴らしい話しではありませんか。

 超高齢化・少子化社会に突入した今、中心市街地はシルバーやシニアの皆さん、こどもたちが、安心して快適に暮らすことの出来る「ひとにやさしい、ユートピア」にしてはどうだろうか、と私は思います。

 先述したお店の主人のような考え方の経営者がひとり、ふたりと増えたなら、大型店に負けない商店街になると思います。

 よく考えると、市街地の持つ特典は、
@駅に近い
A買い物がしやすい
B街がキレイ
C安心して歩ける、
そして、何よりも
D人々が親切。
であることが、最も大切なことで、「ひとにやさしい、安心して楽しむまちづくり」は時代のニーズではないでしょうか?

高齢者やこどもたちだけでなく、観光客にとっても市民にとっても、先述した「もてなしの心」のお店がもっともっと増えたら、商店街に足を運んでくれる人はもっと増えるのではないでしょうか。

 秋 鹿  博



posted by あきしか at 09:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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